こんにちは。しげです。
私は、
2022年に脳梗塞を発症し、右半身麻痺と失語症が残りました。
思うように体が動かず、
言葉も以前のように出てこない日々の中で、
「これからの健康と、どう向き合っていけばいいのか」
何度も考えるようになりました。
特に実感したのが、
年齢とともに「食事だけでは体を支えきれなくなる」という現実です。
無理に頑張るのではなく、
できることを、できる形で続ける。
その中で、栄養の摂り方を見直すことは、
私にとってとても大切な一歩でした。
この記事では、
私自身の経験も踏まえながら、
60代からの健康維持に役立つ栄養補助食品の考え方と選び方を、
できるだけやさしくお伝えします。
同じように、
体力や食欲、健康に不安を感じ始めた方の
参考になれば嬉しいです。
あなたは60代に入ってから、こんな変化を感じていませんか?
- 以前より疲れやすくなった
- 食事量が自然と減ってきた
- 体力や筋力の低下が気になる
- 風邪や体調不良が長引きやすくなった
「年齢のせいだから仕方ない」と思いがちですが、実はその裏に、ゆるやかな栄養不足が隠れていることも少なくありません。
加齢とともに、
- 食べる量が減る
- 消化・吸収の力が落ちる
- 筋肉や骨を守るために必要な栄養はむしろ増える
という矛盾が起こります。その結果、「ちゃんと食べているつもり」でも、栄養が足りなくなるのが60代以降の特徴です。
この記事では、
- 60代で起こりやすい身体の変化
- 不足しやすい栄養素
- 栄養補助食品の上手な選び方
- 無理なく続けるコツ
を、むずかしい専門用語をできるだけ避けて、やさしく解説していきます。
\ 食事だけで足りているか心配な方へ /
実は、医療や介護の現場では、食事だけで栄養が足りない方のために、少量で栄養を補える飲み物が使われることもあります。
「まだサプリはちょっと…」という方でも、飲みやすい形で栄養を補う選択肢があります。
60代で栄養不足が起こりやすい理由
食事量の自然な減少
年齢を重ねると、
- 胃腸の動きがゆっくりになる
- 噛む力や飲み込む力が弱くなる
- 運動量が減り、お腹が空きにくくなる
といった理由から、どうしても食事量が減っていきます。
特に、肉・魚・卵・乳製品といったたんぱく質の多い食品は、「重い」「もたれる」と感じて避けてしまう方も少なくありません。
栄養の「吸収率」が下がる
同じ量を食べていても、若い頃と比べて栄養の吸収効率は少しずつ低下します。
つまり、
「食べている=足りている」ではない、ということです。
筋肉・骨・免疫に必要な栄養は増える
一方で、60代以降は、
- 筋力低下(サルコペニア)を防ぐ
- 骨粗しょう症や骨折リスクを減らす
- 感染症や体調不良に備える
ために、たんぱく質・カルシウム・ビタミン・ミネラルなどの栄養素が、とても重要になります。
\ 「今日はあまり食べられなかった日」が増えてきたら /
「最近、夕食を軽く済ませることが増えた」「おかずの量が減ってきた」と感じる場合、栄養補助食品を知っておくだけでも安心につながります。
無理にたくさん食べるのではなく、少量で栄養を補える方法を選ぶこともひとつの工夫です。
60代に不足しやすい主な栄養素
① たんぱく質(筋力・体力の土台)
たんぱく質は、筋肉や臓器、血液、免疫細胞など、体をつくる材料です。
不足すると、
- 筋力が落ちて転びやすくなる
- 疲れやすくなる
- 風邪をひきやすくなる
といった不調につながります。
「体重はあまり変わっていないのに、筋肉が減って脂肪が増える」という変化も、たんぱく質不足のサインのひとつです。
② カルシウム+ビタミンD(骨の健康)
骨を守るには、
- カルシウム(骨の材料)
- ビタミンD(カルシウムの吸収を助ける)
のセットが欠かせません。
カルシウムだけを多く摂っても、ビタミンDが不足していると、うまく吸収できないことがあります。
③ ビタミン・ミネラル(免疫・回復力)
ビタミンC・E、ビタミンB群、亜鉛などのビタミン・ミネラルは、
- 免疫機能を支える
- 体の回復力をサポートする
- 気分やメンタルの安定にも関わる
とても大事な栄養素です。
しかし、パンや麺類中心の食事が続くと、不足しやすくなります。
60代におすすめの栄養補助食品のタイプ
プロテイン(粉末タイプ)
向いている人
- ウォーキングや筋トレなど、運動習慣がある人
- 牛乳や水でシェイクを作る手間が苦にならない人
注意点
- 一度に飲む量が多いと、お腹が張ることがある
- 味が合わないと続けにくい
サプリメント(錠剤・カプセル)
向いている人
- 食事は比較的しっかり取れている人
- 特定の栄養素だけを補いたい人(カルシウム・ビタミンDなど)
注意点
- エネルギー(カロリー)やたんぱく質は補えない
- 飲み合わせや持病によっては医師への相談が必要
栄養補助飲料(ドリンクタイプ)
向いている人
- 食欲が落ちてきて、食事量が減っている人
- 「固形物はあまり入らないけれど、飲み物なら入る」という人
- 忙しい日や体調が悪い日に、簡単に栄養を摂りたい人
栄養補助飲料は、少量でエネルギー・たんぱく質・ビタミン・ミネラルをまとめて補えるのが大きな特徴です。
医療・介護現場でも使われる栄養補助飲料という選択肢
実際に、医療や介護の現場では、
「食事だけではなかなか必要な栄養を摂りきれない」という方に、栄養補助飲料が使われることがあります。
その代表的なシリーズのひとつが、森永の栄養補助飲料「エンジョイクリミール」です。
エンジョイクリミールの主な特徴
- 1本125mlで200kcalと高エネルギー
- たんぱく質・カルシウム・ビタミンなどをバランスよく配合
- 飲みきりやすい少量タイプで、食欲がない日でも取り入れやすい
- 医療・介護の現場で使われている実績があり、安心感がある
- 8種類のフレーバーがあり、飽きずに続けやすい
「今日は思うように食べられなかった」「体調がいまひとつで食事が進まない」という日の保険のような存在として、上手に取り入れている方も多いです。
※アレルギーについて
エンジョイクリミールには、牛乳や大豆由来の成分が含まれています。これらにアレルギーがある方は使用を避けるか、必ず事前に医師にご相談ください。
\ 食欲が落ちてきた60代の「保険」として /
少量で栄養を補えるため、食欲が落ちやすい60代の方でも、無理なく続けやすいのが栄養補助飲料の良いところです。
味の種類や成分、実際の容量などを、一度ゆっくり確認してみるだけでも、自分に合った栄養対策をイメージしやすくなります。

60代向け栄養補助食品の比較表
ここまでの内容を踏まえて、60代向けの代表的な栄養補助食品をシンプルに比較してみます。
| 種類 | 主な特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 栄養補助飲料 | 少量でエネルギー・たんぱく質・ビタミン・ミネラルをまとめて補給できる。飲みやすく、食欲がない日でも取り入れやすい。 | 食事量が減っている人/食欲にムラがある人/簡単に栄養を摂りたい人 |
| プロテイン(粉末) | たんぱく質を効率よく補える。筋力維持や運動時の栄養補給に向いている。 | 運動習慣がある人/筋力アップを意識したい人 |
| カルシウムサプリ | 骨の材料であるカルシウムを集中的に補給できる。ビタミンDと一緒に使うとより良い。 | 骨粗しょう症や骨密度の低下が気になる人 |
| マルチビタミン | さまざまなビタミン・ミネラルを少量ずつまとめて補える。普段の食事にプラスするイメージ。 | 食事はおおむね取れているが、偏りが気になる人 |
どれが正解というよりも、「今の自分の体調と生活」に合ったものを選ぶことが何より大切です。
\ まずは「続けやすさ」で選ぶのがおすすめ /
比較してみると分かるように、「栄養をまとめて・手軽に」という点では、少量タイプの栄養補助飲料が向いている方も多いです。
最初から完璧を目指す必要はありません。まずは無理のない形から始めるほうが、結果的に長く続きやすくなります。
栄養補助食品の選び方で押さえておきたいポイント
① 自分の「課題」を1つ決める
いきなり「全部を良くしよう」とすると、何を選べばいいのか分からなくなってしまいます。
まずは、
- 筋力が気になる → たんぱく質多めのもの
- 骨が心配 → カルシウム+ビタミンD
- 食欲がない → 少量で栄養が摂れる飲料タイプ
というように、優先順位を1つ決めると選びやすくなります。
② 続けやすい形・味かどうか
どんなに成分が良くても、
- 味が好みに合わない
- 飲む量が多すぎる
- 作る手間がかかりすぎる
という場合、どうしても続きません。
60代からの健康管理は、「一時的な頑張り」ではなく「ゆるく続けること」が大切です。
③ 信頼できるメーカー・実績をチェック
栄養補助食品を選ぶ際は、
- 成分表示がきちんと書かれているか
- どこが製造しているのか
- 医療・介護現場での採用実績があるか
といった点も確認しておくと安心です。
④ 「万能薬」ではないことを理解する
栄養補助食品は、病気を治す薬ではなく、あくまで「食事を補うもの」です。
「これさえ飲めば大丈夫」というものではありません。
バランスの取れた食事と合わせて使うことで、はじめて本来の力を発揮します。
⑤ 持病や薬がある場合は医師・専門家へ相談
高血圧や糖尿病などの持病がある場合や、複数の薬を飲んでいる場合は、自己判断で大量に栄養補助食品を追加するのはおすすめできません。
心配な時は、かかりつけ医や管理栄養士に、「こういうものを取り入れてみたい」と一言相談してみると安心です。
上手に続けるためのコツ
① 「食事の代わり」ではなく「補助」と考える
栄養補助食品は、基本的には食事にプラスするものです。
どうしても食事がとれない時に一時的に置き換えるのは問題ありませんが、常に食事の代わりにしてしまうと、かえって栄養が偏ることがあります。
② 1日の中で「決まったタイミング」をつくる
続けやすいのは、次のようなタイミングです。
- 朝ごはんを少ししか食べられない日の朝
- 昼食と夕食の間のおやつタイム
- 夕食が軽くなりがちな日の食後
「なんとなく思い出したとき」ではなく「この時間になったら飲む」というリズムを作ると、習慣化しやすくなります。
③ まずは数か月続けてみる
栄養状態の変化は、すぐに目に見えるわけではありません。
「1週間飲んだけどよく分からない」と焦るのではなく、3か月程度を目安に、体調や疲れ方の変化をゆっくり見ていくイメージが大切です。
④ 水分補給も忘れずに
栄養補助飲料やサプリメントをとるときは、こまめな水分補給も意識しましょう。
水分が不足していると、せっかくの栄養がうまく体に行き渡りません。
⑤ 定期的に「今の自分に合っているか」を見直す
体調や生活は、季節や年齢とともに変化していきます。
半年〜1年に一度くらい、「今の自分にこの栄養補助のスタイルが合っているか」を振り返ってみると、無理なく続けやすくなります。
\ 「頑張る」ためではなく「支える」ための1本を /
栄養補助食品は、何かを頑張るためのものではなく、今の自分の体をそっと支える道具です。
今日すぐに始めなくても大丈夫。でも、「こういう選択肢もある」と知っておくだけで、将来の不安が少し軽くなるはずです。医療・介護現場でも使われる栄養補助飲料を見てみる
よくある質問(Q&A)
Q. 栄養補助食品は、60代になったら必ず必要ですか?
A. 必ずしも全員に必要というわけではありませんが、食事量が減ってきた方や、体力・筋力の低下が気になり始めた方にとっては、有力な選択肢のひとつになります。
Q. 家族(親)に飲ませても大丈夫でしょうか?
A. 基本的には問題ありませんが、持病やアレルギー、薬との相性などもありますので、心配な場合はかかりつけ医に相談してから取り入れると安心です。
Q. どのくらいの期間続ければいいですか? A. 目的や体調にもよりますが、まずは3か月程度を目安に続けてみると、体調や疲れ方などの変化を感じやすくなります。
まとめ|60代からの健康は「今の小さな選択」で変わる
60代は、これからの10年・20年をどう過ごすかを決める、とても大切なタイミングです。
栄養補助食品は、
- 食欲が落ちてきたとき
- 食事量が減ってきたとき
- 体力や筋力の低下が気になり始めたとき
に、足りない部分をそっと埋めてくれる存在です。
大切なのは、
- 自分の体に合ったものを選ぶこと
- 無理をせず、ゆるく続けること
- 不安な点は、医師や専門家に相談すること
「何もしない不安」ではなく、「少し整える安心」を選ぶことで、これからの毎日が少し楽に、少し軽くなっていきます。
この記事が、60代からの栄養管理と栄養補助食品の活用について、少しでも参考になればうれしいです。
