60代から始めるAI副業|脳梗塞と失語症の私がChatGPT・note・Xで再起した方法
「60代から副業を始めるのは遅いのではないか」
「パソコンが苦手でも、ChatGPTを使えるのだろうか」
「自分には売れるような経験も、特別なスキルもない」
そのように感じて、最初の一歩を踏み出せない方は少なくありません。
私も以前は、同じように考えていました。
しかも私の場合は、年齢だけが問題だったわけではありません。
2022年に脳梗塞で倒れ、右麻痺と失語症が残りました。
右手はほとんど動かず、頭の中に伝えたいことがあっても、言葉がうまく出てきません。
現在、私はパソコンとスマートフォンを、主に左手一本で操作しています。
それでも今は、ChatGPT、note、Xを使いながら、文章を書き、情報を発信し、インターネットで収益を得る活動を続けています。
この記事では、特別なITスキルがなかった私が、どのようにAI副業を始めたのかをお伝えします。
同じように、
- 50代・60代から副業を始めたい方
- ChatGPTを使ってみたい方
- 文章を書くことに苦手意識がある方
- 病気や身体の不自由があり、在宅でできる仕事を探している方
- noteやXを副業につなげたい方
に読んでいただきたい内容です。
2022年、脳梗塞で生活が大きく変わった
2022年、私の人生は突然大きく変わりました。
脳梗塞を発症し、命は助かったものの、右麻痺と失語症が残ったのです。
それまで当たり前に使っていた右手が動かない。
頭の中に言いたいことはあるのに、適切な言葉が出てこない。
話すことも、文字を書くことも、以前のようにはできなくなりました。
パソコンの前に座っても、両手でキーボードを打つことはできません。
短い文章を入力するだけでも、時間がかかりました。
還暦を前にして、仕事で使ってきた能力を一度に失ったような気持ちになりました。
「自分は、もう社会の役に立てないのではないか」
病室のベッドで天井を見ながら、そのように考えたこともあります。
退院後に始めたのは、左手だけでできるポイ活だった
退院後は、自宅で療養しながらリハビリを続けました。
しかし、早く元の生活に戻りたいと思っても、身体は思うように動きません。
そんなとき、左手で持っていたスマートフォンに、ポイントサービスの広告が表示されました。
「広告を見るだけでポイントがもらえる」
「簡単なアンケートに答えるとポイントが貯まる」
以前の私なら、気に留めなかったかもしれません。
しかし、そのときは違いました。
ポイ活なら、今の自分にもできるかもしれないと思ったのです。
ポイ活なら左手だけでも始められた
ポイ活には、次のような特徴がありました。
- 難しい文章を書かなくてもよい
- スマートフォンだけでも始められる
- 左手の指だけで操作できる
- 電話や対面で話す必要がない
- 初期費用をほとんどかけずに試せる
私は左手で画面をタップし、最初のポイントを受け取りました。
金額にすれば、わずか1円ほどです。
健康だった頃の私なら、何とも思わなかった金額でしょう。
しかし、そのときの1円には、大きな意味がありました。
「自分でも、インターネットを使って収益を得られた」
その事実が、失いかけていた自信を少しだけ取り戻してくれました。
ポイ活は「ネットで稼ぐ感覚」を知る練習になった
それから私は、毎日少しずつスマートフォンを操作しました。
- アンケートに答える
- 広告を見る
- キャンペーンを確認する
- 必要なサービスがあれば比較する
- 貯まったポイントを確認する
大きな金額ではありません。
それでも、左手の操作に少しずつ慣れていきました。
スマートフォンの文字入力も、以前より速くなりました。
私にとってポイ活は、単なるお小遣い稼ぎではありませんでした。
インターネットを使った副業に戻るための、基礎練習だったのです。
50代・60代の副業初心者は、まず「0から1」を経験する
最初から月5万円、月10万円を目指すと、途中で疲れてしまうことがあります。
まずは少額でもよいので、
「自分の行動によって、初めて収益が発生した」
という経験をすることが大切です。
0円だったものが、1円になる。
この小さな成功体験が、次の行動を続ける力になります。
ただし、ポイント目的で不要な商品を購入したり、使わないクレジットカードを大量に申し込んだりするのはおすすめできません。
自分に必要な案件だけを選び、無理のない範囲で取り組むことが重要です。
次に挑戦したのがアフィリエイトだった
ポイ活で少しずつ自信を取り戻した私は、次にアフィリエイトに興味を持ちました。
アフィリエイトとは、ブログやSNSで商品やサービスを紹介し、申込みや購入が発生すると報酬を受け取れる仕組みです。
ポイ活よりも大きな収益を目指せる可能性があります。
しかし、私には大きな問題がありました。
それが、文章を書くことです。
失語症の私には「文章を書く壁」があった
商品を使って「便利だった」と感じても、それを説明する言葉がすぐには出てきません。
頭の中に感想はあっても、文章としてまとめることが難しいのです。
さらに、操作できるのは左手だけです。
思い出した言葉を、一文字ずつ入力していく作業には時間がかかりました。
商品を紹介するためには、読者に分かりやすく伝える文章が必要です。
しかし、その文章を作ることができない。
「やはり、言葉をうまく使えない自分には、情報発信は無理なのではないか」
再び自信を失いかけていました。
ChatGPTとの出会いで文章作成が変わった
そんなときに知ったのが、ChatGPTです。
私は試しに、商品の簡単な感想を入力してみました。
この掃除機は軽くて使いやすいです。ブログで紹介する文章を作ってください。
するとChatGPTは、私が伝えた短い感想をもとに、読みやすい文章を作ってくれました。
私が長い時間をかけても出てこなかった言葉が、画面に並んでいました。
その文章を見たとき、私は大きな可能性を感じました。
「これなら、自分の考えを文章にできるかもしれない」
ChatGPTは、何もないところから私の経験を作ってくれる道具ではありません。
私の頭の中にある感想や経験を、読者に伝わる言葉に整理してくれる道具です。
失語症がある私にとって、ChatGPTは「言葉の杖」のような存在になりました。
ChatGPTを使ったAI副業は丸投げではない
ChatGPTを使うと聞くと、
「AIが作った文章を、そのまま貼り付ければよい」
と思う人もいるかもしれません。
しかし、それだけでは読者に信頼される記事にはなりません。
AIは便利ですが、自分の経験や感想まで自動的に作ってくれるわけではないからです。
私が実践している文章作成の流れは、次の3段階です。
1.自分の経験や感想を短く入力する
最初から長い文章を書く必要はありません。
例えば、次のような短いメモで十分です。
- 掃除機が軽かった
- 左手でも持ちやすかった
- 音は少し大きかった
- 高齢の人にも使いやすいと思った
この短いメモが、記事の材料になります。
2.ChatGPTに構成と文章を作ってもらう
次に、ChatGPTへ次のように頼みます。
以下の感想をもとに、50代・60代の初心者にも分かりやすいブログ記事を作ってください。メリットだけでなく、気になった点も入れてください。
ChatGPTが作った文章を読み、自分の経験と違う部分があれば修正します。
3.最後に自分の言葉を加える
AIの文章だけでは、他の記事と似た内容になりやすくなります。
そこで、
- なぜ商品を選んだのか
- 実際に困ったこと
- 使ってみて驚いたこと
- どのような人に向いていると思ったか
- 自分の生活がどう変わったか
を加えます。
この自分だけの経験が、記事の価値になります。
私が考える「コピペ」の正しい使い方
私が実践しているコピペは、他人の記事をコピーすることではありません。
他人の文章を無断で使うことは、著作権や信頼性の問題につながります。
私が行っているのは、次のような作業です。
- ChatGPTに文章の下書きを作ってもらう
- 決めておいた記事の型に文章を入れる
- 自分の体験や感想を追加する
- 内容に間違いがないか確認する
- 読みやすく修正して公開する
一からすべてを考えるのではなく、AIとテンプレートを使って作業を減らす方法です。
両手が自由に動かない私にとって、効率化は手抜きではありません。
活動を続けるために必要な工夫です。
60代のAI副業でnoteを使うメリット
ChatGPTを使って文章を作れるようになった私は、noteでも発信を始めました。
noteは、ブログを一から作るよりも簡単に文章を公開できるサービスです。
noteは難しい設定が少ない
一般的なブログでは、サーバー、ドメイン、デザインなどの設定が必要になることがあります。
noteはアカウントを作れば、比較的すぐに文章を書き始められます。
そのため、
- パソコン操作が苦手な方
- スマートフォン中心で作業したい方
- まずは文章を公開してみたい方
- 自分の経験を商品にしたい方
にも始めやすいサービスです。
自分の経験を有料記事にできる
noteでは、無料記事だけでなく、有料記事も販売できます。
有料記事と聞くと、特別な資格や専門知識が必要だと思うかもしれません。
しかし、読者が求めているのは、専門家の知識だけではありません。
例えば、次のような経験も、誰かにとって役立つ情報になります。
- 60代でChatGPTを始めた手順
- スマートフォンだけでnoteを書いた方法
- 副業で失敗した経験
- ポイ活で注意したこと
- Xの投稿を続ける工夫
- 身体が不自由でもパソコンを操作する方法
自分が苦労して乗り越えた道は、これから同じ問題に直面する人にとっての案内図になります。
Xは読者と出会うための入口になる
noteに記事を書いただけでは、すぐに多くの人に読まれるとは限りません。
そこで私が使っているのが、Xです。
Xでは、短い文章で自分の経験や考えを発信できます。
例えば、次のような内容です。
- 今日使ったChatGPTの使い方
- 60代で副業を始めて感じたこと
- note記事を書いて分かったこと
- 失語症でも発信を続ける工夫
- 左手だけで作業するときの時短方法
- ポイ活やアフィリエイトで失敗したこと
毎回、立派なことを書く必要はありません。
自分が今日経験したことを、一つだけ伝えるところから始められます。
ChatGPTでX投稿の下書きも作れる
文章が思いつかないときは、ChatGPTに次のように頼めます。
60代の副業初心者向けに、今日ChatGPTを使ってnote記事を書いた体験を、やさしいX投稿にしてください。120文字程度でお願いします。
作られた文章をそのまま投稿するのではなく、自分らしい言葉に少し直します。
こうしてXからnoteへ読者を案内し、noteからブログや商品紹介につなげる流れを作れます。
私が実践したAI副業の3ステップ
私の副業は、最初から順調だったわけではありません。
いきなり難しいことに挑戦したのではなく、少しずつ段階を上げました。
ステップ1:ポイ活で小さな成功を経験する
まずはスマートフォンを使い、少額でも収益を得る経験をしました。
ここで大切なのは、金額よりも「自分にもできた」という感覚です。
ステップ2:ChatGPTを使って情報発信する
次に、ChatGPTで文章の下書きを作り、ブログやXで商品やサービスを紹介しました。
AIにすべて任せるのではなく、自分の感想や経験を加えました。
ステップ3:経験をnoteの記事や商品にする
最後に、自分が試してきた方法を整理し、noteの記事として発信しました。
成功したことだけでなく、失敗したことや迷ったことも書きました。
この「途中の経験」が、同じように悩んでいる人の役に立ちます。
特別なスキルがなくても体験談はコンテンツになる
私が情報発信を続ける中で、読者から質問をいただくことがありました。
「右手が動かないのに、どうやって記事を書いているのですか」
「60代からでもChatGPTを使えますか」
「パソコンが苦手でもnoteを始められますか」
このような質問を見て、私は気づきました。
読者が知りたかったのは、私が紹介する商品だけではありません。
右麻痺と失語症がある私が、どのようにChatGPTを使い、文章を書き、発信を続けているのか。
その過程そのものに、価値を感じてもらえていたのです。
不自由や失敗も、誰かの役に立つ
コンテンツを作るとき、多くの人が「成功してから書こう」と考えます。
しかし、初心者の読者が知りたいのは、成功談だけではありません。
- 最初に何で迷ったのか
- どこで失敗したのか
- 何をすると楽になったのか
- 何をしない方がよかったのか
- 初心者でも続けられた理由
こうした具体的な経験が、読者の不安を減らします。
完璧な人よりも、少し先を歩いている人の方が、初心者にとって身近な先生になれることもあります。
50代・60代がAI副業を始めるときの注意点
ChatGPTやnote、Xは便利ですが、使えば必ず稼げるわけではありません。
安心して続けるために、次の点には注意が必要です。
すぐに高額収入を目指さない
最初から月10万円、月30万円を目標にすると、焦ってしまいます。
まずは、
- ChatGPTで短い文章を作る
- Xに1投稿する
- noteに1記事公開する
- 少額の初収益を経験する
という小さな目標から始めましょう。
AIが作った情報を必ず確認する
ChatGPTは、ときどき間違った情報を作ることがあります。
料金、サービス内容、法律、医療、投資などの記事を書く場合は、公式サイトや信頼できる情報を確認することが重要です。
他人の文章や画像を無断で使わない
他人の記事をコピーして公開してはいけません。
AIに文章を作ってもらう場合も、元になった情報の扱いに注意し、自分の体験や意見を加えましょう。
画像についても、利用規約や著作権を確認する必要があります。
高額な教材やツールを急いで購入しない
副業を始めたばかりの時期は、高額な教材やコンサルティングに魅力を感じやすくなります。
しかし、ChatGPT、note、Xは、無料または少額でも始められます。
まずは自分で小さく試し、必要性を感じてからお金を使うことが大切です。
体調と生活を優先する
50代・60代の副業では、無理をして体調を崩してしまっては意味がありません。
毎日長時間作業する必要はありません。
調子がよい日は記事を書く。
疲れている日は、タイトルを一つ考えるだけにする。
自分の体調に合わせて、続けられるペースを作りましょう。
今日からできるAI副業の始め方
AI副業に興味があっても、最初に何をすればよいか分からない方もいるでしょう。
その場合は、次の順番で試してみてください。
1.ChatGPTに短い質問をする
最初から難しい指示を書く必要はありません。
60代の初心者にも分かるように、ChatGPTの使い方を説明してください。
まずは、このような簡単な質問から始めます。
2.自分の経験を箇条書きにする
これまでの仕事、趣味、病気、失敗、生活の工夫などを、短く書き出します。
例えば、
- 60代で初めてChatGPTを使った
- ポイ活で初めてポイントを交換した
- スマートフォンの操作に苦労した
- noteの記事を1本公開した
- Xの投稿を毎日続けた
という内容です。
3.ChatGPTに文章へ整えてもらう
箇条書きを入力し、次のように依頼します。
この体験を、50代・60代の副業初心者が安心できるブログ記事にしてください。難しい言葉は使わないでください。
4.noteかブログで公開する
文章が完成したら、まずは無料記事として公開します。
完璧になるまで待つ必要はありません。
公開してみることで、タイトル、見出し、文章の長さなど、改善すべき点が分かります。
5.Xで記事を紹介する
記事を書いた理由や、記事で一番伝えたいことをXに投稿します。
読者とのやり取りから、次の記事のテーマが見つかることもあります。
60代からでも人生は書き直せる
もし私が脳梗塞を経験していなければ、ChatGPTやnoteに出会っていなかったかもしれません。
以前と同じ方法にこだわり、
「最近のAIは難しい」
「自分には関係がない」
と避けていた可能性もあります。
私は右手が使えなくなり、言葉が出にくくなったことで、これまでの方法を続けられなくなりました。
だからこそ、AIや音声入力、テンプレートなど、新しい道具を使うようになりました。
右手が動かないことは、今でも不便です。
失語症によって、思うように言葉が出ないこともあります。
それでも、できないことだけを数えるのではなく、今使える左手と、ChatGPTという道具を使って活動しています。
まとめ:AI副業は小さな一歩から始められる
私が実践してきたことは、特別な裏技ではありません。
- ポイ活でネット収益を経験する
- ChatGPTで文章作成を助けてもらう
- 自分の体験をブログやnoteに書く
- Xで読者に届ける
- 経験を少しずつコンテンツにする
この流れを、一つずつ進めてきました。
「もう60代だから遅い」
「文章が苦手だから無理」
「パソコンに詳しくないからできない」
そう感じる気持ちは、私にもよく分かります。
しかし、最初からすべてをできる必要はありません。
今日はChatGPTに一つ質問する。
明日はXに一文だけ投稿する。
次の日にnoteのタイトルを考える。
その小さな積み重ねが、やがて自分の経験や知識を発信する力になります。
人生の第2章、第3章は、何歳からでも少しずつ書き直せます。
私も左手一本で、今できることから続けています。
私が再起するまでの詳しい体験はnoteで紹介しています
この記事では、私が脳梗塞を経験してから、ChatGPT、ポイ活、アフィリエイト、note、Xを使って再び情報発信を始めた流れを、ブログ向けにまとめました。
noteの記事では、当時感じていた絶望、最初の1円を得たときの気持ち、AIに初めて文章を作ってもらった瞬間などを、さらに詳しく書いています。
「自分にはスキルがない」
「年齢や病気を理由に、もう諦めようと思っている」
そのように感じている方に、読んでいただきたい内容です。
脳梗塞と失語症を経験した私が、左手一本で再起した詳しい物語はこちらです。
※公開時に、上の「note記事を読む」の部分へ元記事のURLを設定してください。
